南西アジア元日本留学同窓会連盟(SAFJUAA)
South Asian Federation of the Japanese University Alumni Associations
2005年3月に5カ国の元日本留学者の同窓会組織がネパールに集まり、南西アジアの元日本留学同窓会の連盟(SAFJUAA)の設立が合意されました。そして、ネパールの同窓会組織が設立合意文書などを準備し、日本での南西アジアの集い(2005年12月)において調印式を行い、正式に設立されました。 そもそも、ネパールの留学生と日本との関係は100年前までさかのぼります。約100年前、8名のネパール学生が初めてのネパール人留学生として日本の地に降り立ちました。その後、1956年にはネパールと日本との間で外交関係が樹立され、1976年にはネパール元留学生協会が設立されました。但し、その後、活動は活発ではなかったのですが、1996年、ネパール政府からの許可を得て、日本の国費留学生が中心となって、ネパール日本留学生協会(Japan University Students Association Nepal:JUSAN)が設立されたのです。100年前の初めてのネパール人留学生達が、日本から持ち帰った木と花(柿、栗、藤、菊)は、今でもネパールで大切にされています。
同窓会の主な活動について
ネパール元日本留学生協会(JUSAN)では、主に以下の活動を行っています。
- 勉強会:元日本留学生協会メンバーの間で勉強会を行っています。
- セミナー、シンポジウムの開催。
- 文化交流活動:例えば、日本から講師をお呼びして、茶の湯、生け花、日本伝統音楽などの日本の文化に関するセミナーを行っております。
- 世界遺産プログラム:JUSANのメンバーが集まり、世界遺産の清掃活動を行っています。
これらの活動は、在ネパール日本大使館の協力を得て、大使館の広報センターの一部にあるJapanese Resource Center の中で行っています。