アセアン元日本留学生評議会(ASCOJA)
ASCOJA設立の経緯
1974年、福田赳夫元首相(大蔵大臣(当時))の呼びかけで「東南アジア元日本留学者の集い」が開始されました。この「集い」で交流を深めた参加者たちが中心となり、ASEAN各国の元日本留学生会同士の交流を目的として1977年6月にASCOJAが設立されました。
ASCOJAを構成する各国帰国留学生会
ASEANに加盟する10ヶ国には、元日本留学生が組織する元日本留学生協会があります。
- インドネシア元日本留学生協会(PERSADA)
- マレーシア元留日学生協会(JAGAM)
- シンガポール留日大学卒業生協会(JUGAS)
- タイ国元日本留学生協会 (OJSAT)
- フィリピン元日本留学生連盟(PHILFEJA)
- ブルネイ日本留学生会(BAJA)
- ミャンマー元日本留学生協会(MAJA)
- カンボジア元日本留学生協会(JAC)
- ベトナム元日本留学生協会(VAJA)
- ラオス元日本留学生会(JAOL)
ASCOJA設立の目的
- メンバー各国における情報および共通の問題解決についての交流の窓口となること。
- 今後の相互発展・共存のために各国の専門分野における協力体制を確立すること。
- 各国が協力しあい、ASEANにおける友好親善や繁栄を促進すること。
ASCOJAの活動
- 毎年、各国持ち回りでASCOJA総会を開催。
- 日本留学に関する情報提供,日本語・日本文化普及への協力。
- 現地進出日系企業等へのサービス提供。
アスジャ・インターナショナル
ASCOJAの日本側カウンターパートとして、2000年4月にアスジャ・インターナショナル(ASJA International : Asia Japan Alumni International)が日本に設立されました。ASEAN10カ国からの文部科学省国費留学生を受入れ、将来日本とアセアンとの架け橋のリーダーとなることを目的とした交流事業を実施するとともに、ASCOJA各国元日本留学生会の活動の支援事業、及びアスジャ・ASCOJAネットワーク強化支援事業を実施しています。